思い込みをしない

思い込みとは、これまでの経験にもとづく主観。

ビジネス~ミーティング

3月まえ、顧問先でAさんと話しているとき、
営業の方法で反論された。

私は、今の方法がいいと思っている。
それでも変えないといけないのか?と。

それで結果が出ているのなら、
それでいいんじゃないですか。

でも結果が出ていませんよね?
だとしたら、他の方法も考えられませんか?
これしかないというのは、思考停止状態でしょ?

今の方法にこだわり続けて、
結果を出せない状態が続くと、
会社としては大きなマイナスですよね?

Aさんのような優秀な人にこそ、
会社は大きな期待をしているわけですから、
と、応じた。

経験は時に人を意固地にする時がある。
自分はこの仕事についてなんでも知っている。
これまでもこの方法でうまく行ってきた。

世の中が変化しない状況だったら、それでもいいだろう。
しかし、日々世の中は変化していく。

いつまでも旧態依然とした考え方だと、
取り残されるのは明らかだ。

Aさんに「変われ」と言っているのではない。
変化に「合わせて」と話しているだけだ。

「なら、どうする?」と自分自身に問いながら
変化に対応する柔軟な心、合わせられる心を持つ続けたら、
これからもずっと、会社にとって必要な人になれる。

「ブレイクスルー思考」という思考法がある。
その7原則の最初の原則は「ユニーク「差」の原則」だ。

起こることすべて異なる。
問題解決に、類似の問題を探すな、
新しい解決法を探せ、という原則だ。

営業の本質は、「お客さんの抱えている問題の解決」だ。
かつ、その問題はすべてユニークだ。
他のお客さんの答えが当てはまることはない。

あのお客さんの場合は、このお客さんには通用しない。
時期も異なる、人も違う、背景がすべてユニークだ。

だから、お客さんに合わせ、世の中の変化に合わせ、
もう一度、営業方法を見なおしてみてほしい、とAさんに話した。

今月、Aさんは再びトップにいる。
あらためて、すごい人だと思う。
自分で、自分を「変えた」のだから。
思い込みを変えただけで。